5.持続可能な開発目標への取り組み
CSRの取り組み
持続可能性は、長年に渡りマニュファクチュール クルイゼルの優先事項の1つであり、3つを柱に取り組んでいます。
1つ目は環境負荷の改善。
2つ目は環境や人にやさしい製品を作ること。
3つ目はアトリエの職人・従業員そして、カカオ農園を含めた全てのパートナー達の社会的発展に貢献すること。
エシカル企業であること
地元ノルマンディーの雇用創出や地域の発展に協働するだけでなく、チョコレートの原料であるカカオについても1999年からカカオ農家から直接調達することで、自分達が透明性を確認できる環境を維持しています。児童労働は禁じられており、可能な限り最良の労働条件を確保するため、市場価格よりも高く農家からカカオを購入することを選択しています。
経済的に不安定なカカオ農家の生活水準を上げる為に、社会的な支援を行い、それによりパートナー農家は地域に学校を設立したり、農園の環境に投資をしたりなど、各パートナーが自ら自由に選択できるように配慮しています。
農園との信頼関係が、クルイゼルの使うカカオ豆の完全なトレーサビリティーや透明性へ還元されます。
地球や環境にやさしいチョコレート作りを目指して
現在敷地で使用するエネルギーの再生可能エネルギー比率を30%から2024年までに80%まで引き上げる目標を立てています。2012年には独自の有機排水管理施設を建設しました。当時フランス食品業界では初の取り組みでもありました。その水はアトリエ近くに作った魚や両生類が生息する池に流れます。常に地球に残す足跡を最小限にする方法を模索します。製造で使用する唯一の農業廃棄物であるカカオ豆の皮も80%は天然の農業肥料、10%はハーブティー、残り10%は動物飼料に使われます。