Los-Ancones
プランテーション/ロスアンコネス

金よりも貴いチョコレート

17世紀に、カカオはサントドマングという小さな島の台地に上陸しました。当時、カカオポッドは異教の神々に捧げられスパイスを混ぜたホットチョコレートは神聖な飲み物とされていました。
ロスアンコネス プランテーションのカカオの木は、今でも信じられないほど豊富な収穫量と、特に濃厚で独自的な味わいのカカオが収穫されます。
「ハシエンダ(スペイン語で農場)ロスアンコネス」は、まだ手付かずのカリブ海の中心部に緑を広げています。

大西洋の気まぐれな風に吹かれて

イスパニョーラ島の小さな島にあるプランテーションは、理想的な熱帯気候に恵まれており、独特の味の果物、並外れたテロワールのカカオを収穫しています。継続的な自然との共生を守る為、ロスアンコネスの農園では有機カカオ豆のみを生産し、持続可能な自然栽培方法を選択、森林保護と環境とのバランスを図る努力が行われています。この農園全体がラベル付けされており、生産する果物は全てオーガニックです。

さやから解放された豆は茶色の木箱へ

自然光がさすテラスで6日間発酵。 ロスアンコネスの農園では豆の状態に目を配りながら毎日、豆をかき混ぜます。そうすることで、酸化が促進され最終的には、まろやかで芳醇な香りをもたらします。

熱帯雨林の林冠のようにみずみずしい豆のプロファイル

最初に強く感じるリコリスの香りと赤い果実のニュアンスはミドルノートまで続きます。その持続する豊かな香りはカリブ海のテロワールと独自の焙煎工程により生まれます。
味は最高潮に達します。カラント(レーズン)とアプリコットは互いにぶつかることなく際立ち、グリーン オリーブの香りへ続きます。